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欠陥
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あき
ふりがな文庫
“
欠陥
(
あき
)” の例文
旧字:
缺陷
遠く離れてはさすがになつかしかりし家も、帰りて見れば思いのほかにおもしろき事もなくて、武男はついにその心の
欠陥
(
あき
)
を満たすべきものを得ざりしなり。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
学校に行かなくなってからなおなお世間に
遠
(
とおざ
)
かって、捨児と聞いてから万作夫婦の愛は昔にかわらぬが何となく心に
欠陥
(
あき
)
があるらしく、何か始終思い沈んで居る。それを
聊
(
いささ
)
か慰むるは歌と筑波山だ。
漁師の娘
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
“欠陥”の解説
欠陥(けっかん)とは、理想状態を想定できる物事における理想状態との違いである。
自動車、建築物などの製品においては、設計時の設計ミスや製造時の組み立てミスなどによって組み込まれた不具合・問題点。
*参照:リコール (自動車)、リコール (一般製品)、バグ
材料工学、材料力学、材料強度学においてはボイド、気孔、き裂(クラック)など。
結晶学、物性物理学、固体物理学においては格子欠陥。
(出典:Wikipedia)
欠
常用漢字
小4
部首:⽋
4画
陥
常用漢字
中学
部首:⾩
10画
“欠”で始まる語句
欠伸
欠
欠片
欠点
欠所
欠落
欠乏
欠唇
欠損
欠呻