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檳榔毛
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びろうげ
ふりがな文庫
“
檳榔毛
(
びろうげ
)” の例文
親王興に入りたまいて、さらば
足下
(
そなた
)
のは、と問わせたまうに、
旧上達部
(
ふるかんだちべ
)
の
檳榔毛
(
びろうげ
)
の車に
駕
(
の
)
りたるが、時に其声を聞くにも似たらん、と申した。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
五条のたもとまで行って、
轅
(
ながえ
)
に
螺鈿
(
らでん
)
がちりばめてある美しい
檳榔毛
(
びろうげ
)
の
蒔絵輦
(
まきえぐるま
)
がやってきたら、そっと、後を
尾
(
つ
)
けてこい。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
予期されたように公子と花世もいっしょに行くことになり、
檳榔毛
(
びろうげ
)
の車に乗って、まだ露のあるうちに邸の門を出た。
無月物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
檳
漢検1級
部首:⽊
18画
榔
漢検1級
部首:⽊
14画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“檳榔毛”で始まる語句
檳榔毛車