樺皮かばかわ)” の例文
北に進んで外南部まで出ると、不思議に白樺の樹が影を見せないが、この樺皮かばかわの話もちょうどその辺から、知らぬ老人がだんだん多くなる。八戸はちのへぐらいが堺のように思われた。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)