樹端こずゑ)” の例文
日は全くりしほどに山深き夜のさま常ならず、天かくすまで茂れる森の間に微なる風の渡ればや、樹端こずゑ小枝さえだ音もせず動きて
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)