樹梯はしだて)” の例文
我は一の樹梯はしだてを見たり、こは日の光に照らさるゝ黄金こがねの色にて、わが目の及ぶあたはざるほど高くそびえき 二八—三〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ベアトリーチェの命に從ひわれ目を淑女より樹梯はしだてに移さんとせしその刹那、わが目がいかなる悦びを淑女のたふとき姿によりてえたりしや、これを知る者は
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)