樹体じゅたい)” の例文
その啄木の戦法というのは樹体じゅたいうつろにふかく隠れ、容易に外に出てこない虫のむれを、樹皮の側面から嘴でたたいておびえた虫の群がぞろぞろ表面に出てくるところを
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)