“樫苗”の読み方と例文
読み方割合
かしなえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼が千歳村に引越したあくる月、M君は雑誌に書くりょうに彼の新生活を見に来た。丁度ちょうど樫苗かしなえを植えて居たので、ろく/\火の気の無い室に二時間も君を待たせた。君はいかる容子もなくしずかに待って居た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)