“標繩（しめなわ）” の例文
新字：標縄
そこでフトダマの命がそのうしろに標繩（しめなわ）を引き渡して、「これから内にはお還り入り遊ばしますな」と申しました。
古事記：03 現代語訳　古事記 (旧字新仮名) ／ 太安万侶、稗田阿礼(著)
標繩（しめなわ）をつるした青二才の監督官に嫌味をいわれたり、憲兵隊へ呼ばれていいかげんにやめないと、生涯、陽の目の見えないところへ入れてやるぞとおどかされたりしたが
だいこん (新字新仮名) ／ 久生十蘭(著)