榾柮ほた)” の例文
たまたま近所の若者十四、五名、一杯機嫌のおもしろ半分、今夜こそは西方院の化け物を退治しやらんと、手に手におのまさかり棍棒こんぼうなどを取りつつ、台所なる炉に榾柮ほた折りくべて団欒だんらん
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)