“榾薪”の読み方と例文
読み方割合
ほたまき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女ひとりと、いわれたので、彼はつつましく、土間の榾薪ほたまきに、腰をおろし、火桶に顔をかざしながら、話も遠慮がちに、黙然と、吹き荒るる雪の音を聞いていた。
雲霧閻魔帳 (新字新仮名) / 吉川英治(著)