楽生がくせい)” の例文
「初めてお目にかかります。私は、覚一と申し、まだ修行中の琵琶の楽生がくせい、母は草心尼そうしんにといいまする。柳斎どのがお留守でも、お世話になって、かまいませぬか」
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)