業報ごうほう)” の例文
だから善行も悪行もすべて業報ごうほうに打ちまかせて、ただ専心に弥陀の救済のこころにすがるべきである。——ここに人を支配する「業」と、業に支配せられる「人」との明らかな区別がある。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)