楊妃ようひ)” の例文
ほたるが多く飛びかうのにも、「夕殿せきでんに蛍飛んで思ひ悄然せうぜん」などと、お口に上る詩も楊妃ようひに別れた玄宗の悲しみをいうものであった。
源氏物語:42 まぼろし (新字新仮名) / 紫式部(著)