“森乎(しん)” の例文
灰ばんだ土へしつかりと埋め込まれて森乎(しん)としながら、死んでゐるやうな穏かさをもつてゐるからである。庭を愛するひとびとよ、枝や葉を見ないで根元が土から三四寸離れたところを見たまへ。
冬の庭 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)