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棋盤
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きばん
ふりがな文庫
“
棋盤
(
きばん
)” の例文
棋盤
(
きばん
)
の上での戯れによく使われるが、
因
(
おこ
)
りはやはり兵学上の語だろうと思う。聖賢の語は、こう率直でない。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この一便こそ、秀吉が清洲会議以後の受身と
隠忍
(
いんにん
)
の、休息期を離れて、初めて天下の
棋盤
(
きばん
)
へぱしっと一石打って出た、消極から積極への一転を予告するものだった。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あたかも兵法の妙手が、ここの一天地を
棋盤
(
きばん
)
として、大展陣を試みたかのようである。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
みずから全土の朝廷軍を
御簾
(
ぎょれん
)
の内からうごかすの御意志は元々なかったが、しかし諸将を用いること
棋盤
(
きばん
)
の駒のごとく、機略縦横な謀略の才なども、ついには御自身を兵火のうちに投じ
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
棋
常用漢字
中学
部首:⽊
12画
盤
常用漢字
中学
部首:⽫
15画
“棋”で始まる語句
棋
棋士
棋子
棋戰
棋界
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