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梓弓
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あずさゆみ
ふりがな文庫
“
梓弓
(
あずさゆみ
)” の例文
「いま申したように近江屋の甥ですから御神事に外れるということはありません。今年は、六所さまの御物の
金銅弭黄黒斑漆
(
きんどうやはずきくろまだらうるし
)
の
梓弓
(
あずさゆみ
)
を持ってお伴しているはずでございます」
顎十郎捕物帳:23 猫眼の男
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
しかし幸か不幸かいまだ全く文明化せられざる今日においてはかかる裏長屋の
路地内
(
ろじうち
)
には時として
巫女
(
いちこ
)
が
梓弓
(
あずさゆみ
)
の歌も聞かれる。
清元
(
きよもと
)
も聞かれる。
盂蘭盆
(
うらぼん
)
の
燈籠
(
とうろう
)
や
果敢
(
はか
)
ない
迎火
(
むかいび
)
の
烟
(
けむり
)
も見られる。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
もののふの取りつたえたる
梓弓
(
あずさゆみ
)
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
“梓弓”の解説
梓弓(あずさゆみ、あづさゆみ)は、武具のほか、神事などに使用される梓(アズサ)の丸木で作られた弓。名は梓巫女(東北地方等に分布する巫女)が使用したことに由来する。枕詞の一つになっている。
(出典:Wikipedia)
梓
漢検準1級
部首:⽊
11画
弓
常用漢字
小2
部首:⼸
3画
“梓弓”で始まる語句
梓弓之