“格子前”の読み方と例文
読み方割合
こうしさき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄昏ゆうがたに、私は水汲をして手桶を提げながら門のところまで参りますと、四十恰好かっこうの女が格子前こうしさきに立っておりました。姿を視れば巡礼です。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)