“こうしさき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
格子先50.0%
格子前50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
格子先こうしさき電鈴ベルに手が届かないくらいの一構ひとかまえであった。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
黄昏ゆうがたに、私は水汲をして手桶を提げながら門のところまで参りますと、四十恰好かっこうの女が格子前こうしさきに立っておりました。姿を視れば巡礼です。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)