“柿伝”の読み方と例文
読み方割合
かきでん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
広間へ移って晩餐ばんさんの席に就いたのは日が暮れてからであったが、料理は特に心づくしのこもったもので、柿伝かきでんあたりの仕出しであろうと、京都の食味のことにくわしい幸子は推した。
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)