柴船しばぶね)” の例文
柴船しばぶねが川の上の所々を行きちがって通るのも他と違った感傷的な風景であったから、見るたびに昔のことが今のような気がして、この姫君ほどの人でない女にもせよ
源氏物語:53 浮舟 (新字新仮名) / 紫式部(著)