“柔草”の読み方と例文
読み方割合
にこぐさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なでしこが花見る毎に処女らがゑまひのにほひ思ほゆるかも」(巻十八・四一一四)、「秋風になびく川びの柔草にこぐさのにこよかにしも思ほゆるかも」(巻二十・四三〇九)の如き歌をも作っている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)