“柔土”の読み方と例文
読み方割合
やわつち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
畑の柔土やわつちへ腰がめりこみ、褞袍の裾が草にひっ絡んで急には起きあがれない。だらしなくもがいていると、狐が三十郎の頭のうえで、ほほほ、と笑った。
生霊 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
裸足はだしである。急ぎ八州屋の前に立つと、二つの小さな裸足の跡が大戸の潜りを出て、そこの一、二尺柔土やわつちを踏んで一つは左一つは右へ別れたさまが、手に取るようにうかがわれる。藤吉はうなった。