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枯蔦
ふりがな文庫
“枯蔦”の読み方と例文
読み方
割合
かれつた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれつた
(逆引き)
侯爵は
枯蔦
(
かれつた
)
をひいて
廂
(
ひさし
)
の雪を落した。家のなかに寝てゐた薄闇が匂ひもののやうに大気へ
潤染
(
にじ
)
んで散る。腰
嵌
(
は
)
めの
葡萄蔓
(
ぶどうづる
)
の金唐草に朝の光がまぶしく射す。
雪
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
水は碧玉の、岬の上に聳えている塔の
枯蔦
(
かれつた
)
には、折りから、そよとの風も吹かぬ。
スウィス日記
(新字新仮名)
/
辻村伊助
(著)
枯蔦(かれつた)の例文をもっと
(2作品)
見る
枯
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
蔦
漢検準1級
部首:⾋
14画
“枯”で始まる語句
枯
枯木
枯草
枯葉
枯蘆
枯枝
枯野
枯死
枯山
枯渇
“枯蔦”のふりがなが多い著者
辻村伊助
岡本かの子