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松風
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しょうふう
ふりがな文庫
“
松風
(
しょうふう
)” の例文
そう仰っしゃらずにといいながらも
強
(
し
)
いては争わず、もうそのことは忘れたように、
江月
(
こうげつ
)
照ラシ
松風
(
しょうふう
)
吹ク、
永夜
(
えいや
)
清宵
(
せいしょう
)
何ノ
所為
(
しょい
)
ゾと
悠々
(
ゆうゆう
)
たる調子で吟じた。
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
薄倖多病の才人が都門の栄華を
外
(
よそ
)
にして
海辺
(
かいへん
)
の
茅屋
(
ぼうおく
)
に
松風
(
しょうふう
)
を聴くという仮設的哀愁の生活をば、いかにも
稚気
(
ちき
)
を帯びた調子でかつ
厭味
(
いやみ
)
らしく飾って書いてある。
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“松風”で始まる語句
松風吹
松風村雨
松風庵蘿月
松風庵蘿月宗匠
松風号
松風焼
松風蘿月
松風会諸子