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東洞院
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ひがしのとういん
ふりがな文庫
“
東洞院
(
ひがしのとういん
)” の例文
独美は寛政四年に京都に出て、
東洞院
(
ひがしのとういん
)
に住んだ。この時五十九歳であった。八年に徳川
家斉
(
いえなり
)
に
辟
(
め
)
されて、九年に江戸に
入
(
い
)
り、
駿河台
(
するがだい
)
に住んだ。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
法皇も、公卿殿上人を随えて、六条
東洞院
(
ひがしのとういん
)
でご見物になっていたが、何といっても長い間、お側近く召し使われた者たちだけに、今日の哀れさは一しお胸をつかれた様子であった。
現代語訳 平家物語:11 第十一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
東洞院
(
ひがしのとういん
)
の西、
竹之辻
(
たけのつじ
)
という
藪添
(
やぶぞ
)
いの手狭い浪宅だった。
日本名婦伝:小野寺十内の妻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
源九郎冠者義経、
蒲
(
かばの
)
冠者
範頼
(
のりより
)
の二人は、これらの首を
東洞院
(
ひがしのとういん
)
の大路を北へ見せあるいた上で、獄門にかけたいということを後白河法皇に伺いをたてた。これには法皇もお困りになったらしい。
現代語訳 平家物語:10 第十巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
東
常用漢字
小2
部首:⽊
8画
洞
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
院
常用漢字
小3
部首:⾩
10画
“東洞”で始まる語句
東洞