“杖支”の読み方と例文
読み方割合
つえつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんなこんなで、そこが魔所だの風説は、近頃一層甚しくなって、知らずに大崩壊おおくずれのぼるのを、土地の者が見着けると、百姓はくわ杖支つえつき、船頭はみよしに立って、下りろ、危い、と声を懸ける。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)