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杏仁水
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きょうにんすい
ふりがな文庫
“
杏仁水
(
きょうにんすい
)” の例文
熱ある咳が出るとしても、アンチピリンや
杏仁水
(
きょうにんすい
)
よりは、解熱鎮咳の効あるです。リウマチも、釣を勉めて、とう/\根治したです。
元日の釣
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
私は
和蘭陀
(
オランダ
)
語かと思った。おこしの
類
(
るい
)
で、細く
小切
(
こぎり
)
にした、かりかりと歯にあたって、気品のある
杏仁水
(
きょうにんすい
)
の風味がある。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
今
杏仁水
(
きょうにんすい
)
でも飲めば四時前にはきっと
癒
(
なお
)
るに
極
(
きま
)
っているんだが、運の悪い時には何事も思うように行かんもので、たまさか妻君の喜ぶ笑顔を見て楽もうと云う予算も
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そうしてそれが
杏仁水
(
きょうにんすい
)
であることを思い出すと同時に妙な記憶が喚び起されて来たのである。
さまよえるユダヤ人の手記より
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
そこがうれしいじゃないか。いったい感冒の薬は
杏仁水
(
きょうにんすい
)
が何グラムで何が何グラム、一日三回分服といった風に、すっきりと
極
(
き
)
めてもかかれまいじゃないか。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
杏
漢検準1級
部首:⽊
7画
仁
常用漢字
小6
部首:⼈
4画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“杏仁”で始まる語句
杏仁