“李立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りりつ50.0%
りたつ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じつは、この地方には“三”といいまして、まず掲陽鎮けいようちんの峠の上と下を縄張りに、あの茶屋の李立りりつとてまえとでそれが一。また、街の掲陽鎮では、この穆兄弟がふたりで一覇。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「オオ、李立りりつの店があらあ。あそこで一杯やりながら待つとしようじゃねえか」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
童威、童猛の兄弟とその手下に、西口の道に店をひらかせ、おなじく李立りたつには山の南で。また北山の口には、石勇せきゆうをして新たな一店を設けさせる。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)