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杆
ふりがな文庫
“杆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さお
66.7%
てこ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さお
(逆引き)
昔モーセがイスラエル民族を率いて曠野の旅を続けていた途中、罪を犯した多くの民が蛇に
咬
(
か
)
まれた時、モーセは銅をもって蛇を造りこれを
杆
(
さお
)
の上に載せておいた。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
「ええ、忌々しいよ、のっぺり面の極道者めらが!」と、おさんどんは口汚なく罵りながら、なんとか鉄の
杆
(
さお
)
にとっつかまって、ぐらぐらする樽から脱け出そうと懸命だった。
ムツェンスク郡のマクベス夫人
(新字新仮名)
/
ニコライ・セミョーノヴィチ・レスコーフ
(著)
杆(さお)の例文をもっと
(2作品)
見る
てこ
(逆引き)
又、
坤軸
(
こんぢく
)
に根ざすの巌なり。地殻層上の力、
其
(
その
)
杆
(
てこ
)
如何
(
いか
)
に強しと
雖
(
いへ
)
ども、又動かすに由なし、人生最大の権威、一にこの信念の巌上に建てらる。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
杆(てこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
杆
漢検1級
部首:⽊
7画
“杆”を含む語句
槓杆
欄杆
槓杆仕掛
欄杆伝
秤杆
鉄槓杆
“杆”のふりがなが多い著者
ニコライ・セミョーノヴィチ・レスコーフ
矢内原忠雄
石川啄木