末流ばつりう)” の例文
豊洲は南宮大湫なんぐうたいしうの門人である。二十一歳にして師大湫の喪に遭つて、此より細井平洲に従つて学び、終に平洲の女婿となつた。要するに所謂叢桂社の末流ばつりうである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)