末枝うれ)” の例文
時時一群の雀等が一つの大きなさんざめきとなつて、塊まりながら奥の繁みへ転がり落ち、高い羽搏きをあげながら孟宗の末枝うれを劇しく鳴らし騒いでゐる。
竹藪の家 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)