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有閑
ふりがな文庫
“有閑”の読み方と例文
読み方
割合
ゆうかん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうかん
(逆引き)
淀
(
よど
)
を
上
(
のぼ
)
って、船で、京都まで来る間に、山陽は初めて、こんどの母の上京が、老後の
有閑
(
ゆうかん
)
的旅行ばかりでなく、何か自分に言いたげな一つの問題を持っているらしいことを感じた。
梅颸の杖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今日でこそ
有閑
(
ゆうかん
)
婦人の贅沢はさまで珍しくないようなものの昔は男子でもそうは行かぬ
裕福
(
ゆうふく
)
な家でも
堅儀
(
かたぎ
)
な旧家ほど衣食住の
奢
(
おご
)
りを
慎
(
つつし
)
み
僭上
(
せんしょう
)
の
誹
(
そしり
)
を受けないようにし成り上り者に
伍
(
ご
)
するのを
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
有閑(ゆうかん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“有閑”の意味
《名詞》
暇があること。
生活に余裕があり、自由な時間が多いこと。
(出典:Wiktionary)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
閑
常用漢字
中学
部首:⾨
12画
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