“有備館”の解説
有備館(ゆうびかん)は、江戸時代の日本にあった教育施設。陸奥国玉造郡岩出山本郷(現在の宮城県大崎市)に置かれた仙台藩の学問所(寺子屋)。仙台藩(宮城県)における、後の小学校教育の祖となった学校であるが、直系・傍系を問わず、系譜を現在まで受け継いでいる学校は無い。後述の通り、建物自体は1633年に建築されたものであり、建物の歴史だけで言えば小学校相当の教育を行なった学校における日本最古の建物ということになる。
茅葺きの書院造の建物が現存し、日本最古の学問所建築である。庭園とともに「旧有備館および庭園」の名称で国の史跡および名勝に指定されている。
(出典:Wikipedia)