“月清”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げっしょう33.3%
げっせい33.3%
つきゝよ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「与三左衛門。仔細は、月清げっしょうからも聞いたであろう。間もなく、自害におもむくこの宗治ぞ。相見るも今のみ。年来のそちの奉公、あらためて礼をいうぞ」
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
時刻が来ると、兄の月清げっせい入道やら軍師の末近左衛門などに送られ、水にひたった城門の際から、小舟へ乗り移る——。その際、家臣ふたりまで
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
良夜れうやとは今宵こよひならむ。今宵は陰暦いんれき七月十五夜なり。月清つきゝよく、かぜすゞし。
良夜 (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)