月小夜ツキサヨ)” の例文
其は、順序は此と逆ではあるが、月小夜ツキサヨといふ名が、曾我狂言に入つたと同じ径路を持つたものと考へられる。
愛護若 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
侍女月小夜ツキサヨを語らうて、一日に七度迄も、懸想文を送る。若は果は困じて、簾中に隠れてしまふ。
愛護若 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)