“最故参”の読み方と例文
読み方割合
さいこさん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是が習性となったと見るのは気の毒だが、近世の鳥島漂流談などにも、三組の難船者が協力して島を脱出するのに、その中の最故参さいこさんは二十年以上も忍耐して、機会を待っていたという例がある。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)