最始さいし)” の例文
彼は従来の疎隔そかくを謝し、自愛を勧め、握手して別れた。これが最始さいしの接近で、また最後の面会であった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)