更長こうた)” の例文
(然もそれは私が、寒き夜の更長こうたけし徒然の儘に、涙をフツと、燭台の灯火ともしびを吹き消した心で、何心なく詠むだ……さうです、つまらない歌反古なのぢやありませんか………)
青白き公園 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)