“暮阪”の読み方と例文
読み方割合
くれさか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暮阪くれさかの峠の上には、瀟洒な茶店があつて、其処では老婆がラムネを冷たい水に浸して客を待つて居た。吾妻あがつま川の渓は狭く前に展けて、特立した岩山が面白い形をして其所に聳えて居た。
草津から伊香保まで (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)