“暮烟”の読み方と例文
読み方割合
ぼえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかもそれは冬の日の暮れかかった時で、目に入るものは蒼茫そうぼうたる暮烟ぼえんにつつまれて判然としていなかったのも、印象の深かった所以ゆえんであろう。
元八まん (新字新仮名) / 永井荷風(著)