トップ
>
暗碧
ふりがな文庫
“暗碧”の読み方と例文
読み方
割合
あんぺき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんぺき
(逆引き)
西瓜もそのころには
暗碧
(
あんぺき
)
の皮の黒びかりしたまん
円
(
まる
)
なもののみで、西洋種の細長いものはあまり見かけなかった。
西瓜
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
或晩ふと眼を
醒
(
さま
)
すと、窓の障子が明るかった。戸を開けて見ると、雲が晴れて、空は
暗碧
(
あんぺき
)
だ。古沼に浮いた鏡のように青い月が出た。銀光が
戦
(
おのの
)
き戦き泳いで来る。
抜髪
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
また
暗碧
(
あんぺき
)
に
白布
(
しろぬの
)
を織って矢を射るように里へ出るのじゃが、その巌にせかれた方は六尺ばかり、これは川の
一幅
(
ひとはば
)
を
裂
(
さ
)
いて糸も乱れず、一方は幅が狭い、三尺くらい
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
暗碧(あんぺき)の例文をもっと
(6作品)
見る
暗
常用漢字
小3
部首:⽇
13画
碧
漢検準1級
部首:⽯
14画
“暗碧”で始まる語句
暗碧色
検索の候補
暗碧色
薄暮暗碧
“暗碧”のふりがなが多い著者
徳田秋声
泉鏡太郎
永井荷風
泉鏡花
小川未明