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暁闇
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あかつきやみ
ふりがな文庫
“
暁闇
(
あかつきやみ
)” の例文
旧字:
曉闇
眼の下には夢で見たとおりのルフィノ寺院が
暁闇
(
あかつきやみ
)
の中に厳かな姿を見せていた。クララは
扉
(
とびら
)
をあけて柔かい春の空気を快く吸い入れた。
クララの出家
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
つくづくと首
延
(
の
)
し見れば、こちごちの
濃霧
(
こぎり
)
のなびき、渓の森、端山の
小襞
(
こひだ
)
黒ぐろとまだ
気
(
け
)
ぶかきに、びようびようと猛ける遠吠、をりからの
暁闇
(
あかつきやみ
)
を続け射つ
速弾
(
はやだま
)
の音。
観想の時:――長歌体詩篇二十一――
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
源太郎は
暁闇
(
あかつきやみ
)
の中を引揚げて行く覆面武士の一隊を見送って、氷のような
冷罵
(
れいば
)
を浴びせました。
銭形平次捕物控:045 御落胤殺し
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
つくづくと首
延
(
の
)
し見れば、こちごちの
濃霧
(
こぎり
)
のなびき、渓の森、端山の
小襞
(
こひだ
)
、黒ぐろとまだ
気
(
け
)
ぶかきに、びようびようと猛ける遠吠、をりからの
暁闇
(
あかつきやみ
)
を続け射つ
速弾
(
はやだま
)
の音。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
暁
常用漢字
中学
部首:⽇
12画
闇
常用漢字
中学
部首:⾨
17画
“暁闇”で始まる語句
暁闇濠