“あかつきやみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
暁闇80.0%
曉闇20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源太郎は暁闇あかつきやみの中を引揚げて行く覆面武士の一隊を見送って、氷のような冷罵れいばを浴びせました。
つくづくと首し見れば、こちごちの濃霧こぎりのなびき、渓の森、端山の小襞こひだ、黒ぐろとまだぶかきに、びようびようと猛ける遠吠、をりからの暁闇あかつきやみを続け射つ速弾はやだまの音。
観相の秋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
源太郎は曉闇あかつきやみの中を引揚げて行く覆面武士の一隊を見送つて、氷のやうな冷罵を浴びせました。