“ぎょうあん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
暁闇88.5%
暁暗11.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水色の蚊帳ばかりではない、暁闇ぎょうあんばかりではない。連日の雨に暮れて、雨に明ける日の、空が暗いのだ。それが、簀戸すどを透して、よけいに、もののくまが濃い。
彦兵衛は言うだけのことを言うと、娘と徳之助を暁闇ぎょうあんの中に残したまま、没義道もぎどうに戸をピシリと——
暁暗ぎょうあん・うつつがね
雲霧閻魔帳 (新字新仮名) / 吉川英治(著)