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晩食
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ゆうめし
ふりがな文庫
“
晩食
(
ゆうめし
)” の例文
先生は書斎においでですからと言いながら、手を休めずに、
膳椀
(
ぜんわん
)
を洗っている。今
晩食
(
ゆうめし
)
がすんだばかりのところらしい。
三四郎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
さすがに心おもしろからずようやく癇癪の起り起りて
耐
(
こら
)
えきれずなりし潮先、
据
(
す
)
えられし
晩食
(
ゆうめし
)
の膳に
対
(
むか
)
うとそのまま云いわけばかりに箸をつけて茶さえゆるりとは飲まず、お吉
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
同じ話題が再び夫婦の
間
(
あいだ
)
に戻って来たのは
晩食
(
ゆうめし
)
が済んで津田がまだ自分の室へ引き取らない
宵
(
よい
)
の
口
(
くち
)
であった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
晩
常用漢字
小6
部首:⽇
12画
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
“晩食”で始まる語句
晩食時