“晩翠”の読み方と例文
読み方割合
ばんすゐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尻上りのそこの語もきゝなれては、さまでに耳に悪しからず、晩翠ばんすゐ湖畔こはん花郷くわきやう臥城ぐわじやうなど、親しうする友達の情にほだされて、つひうか/\と十日許りを旅館に打ち過ごしたり。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)