晝餐ひるげ)” の例文
新字:昼餐
と熱の無い口氣こうきで謂ツて、もう冷たくなツた燒肉ビフテキを頬張るのは、風早かざはやといふ學士で。彼は今晝餐ひるげツてゐるので、喰りながらも、何か原書を繰開くりひろげて眼を通してゐる。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
『このしゆくにて晝餐ひるげ食ぶべき家は無きにや』と我は遂に問ひぬ。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)
されど晝餐ひるげのあかるさに
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)