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晌
ふりがな文庫
“晌”の読み方と例文
読み方
割合
とき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とき
(逆引き)
彼はふた
晌
(
とき
)
ほどもそこに立ち迷って、自分の眼をさえぎる何物かのあらわれるのを待っていたが、その夜はなんの
獲物
(
えもの
)
もなしに帰った。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
いひ出してはいづれ小半
晌
(
とき
)
と、澄も今はお園の手前『おお忘れてゐた、夕刻までに、行かねばならぬ処があつた』
したゆく水
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
例の
堅気
(
かたぎ
)
な
牙彫
(
げぼり
)
の職人らしい
扮装
(
つくり
)
、落ちつき払った
容子
(
ようす
)
で、雪之丞の宿の一間に、女がたの戻りを待っているのだが、もう顔を見せそうなものだと思いはじめてから、四半
晌
(
とき
)
、半晌
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
晌(とき)の例文をもっと
(13作品)
見る
晌
部首:⽇
10画
“晌”を含む語句
一晌
半晌
二晌
半晌擡身
半晌計
小一晌
小半晌
片晌
“晌”のふりがなが多い著者
清水紫琴
三上於菟吉
岡本綺堂