昼糧ひるがて)” の例文
武佐寺での尊氏は、油幕を引いた大庭に床几をおき、朝も昼糧ひるがても、うるちに味噌をつけたような物を床几のままでかじっていた。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)