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昭代
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しょうだい
ふりがな文庫
“
昭代
(
しょうだい
)” の例文
かかる無意味な
面構
(
つらがまえ
)
を有すべき宿命を帯びて明治の
昭代
(
しょうだい
)
に生れて来たのは誰だろう。例のごとく椽の下まで行ってその談話を承わらなくては分らぬ。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
どうか
昭代
(
しょうだい
)
をして、不祥の名を負わせないように、閣下の
御
(
ご
)
職務を
御完
(
おまっと
)
うし下さい。
二つの手紙
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
これ実に
昭代
(
しょうだい
)
の
一欠事
(
いつけつじ
)
にして、しかして妾らの
窃
(
ひそ
)
かに憂慮
措
(
お
)
く
能
(
あた
)
わざる
所以
(
ゆえん
)
なり。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
“昭代”の意味
《名詞》
治世が安定し、栄えている世。太平の世。
(出典:Wiktionary)
昭
常用漢字
小3
部首:⽇
9画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“昭”で始まる語句
昭々
昭
昭和
昭乗
昭和二年
昭憲皇太后
昭矦
昭実
昭南島
昭南